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オープン戦に行ってきたのです。 |影ながらカープの日記 | 広島東洋カープを密かに応援する会

オープン戦に行ってきたのだ〜!

2007/03/04 12:00:00  試合の感想
昨年の10・16、黒田選手の残留を願うべく球場に足を運んで以来、久々に広島市民球場に黒田選手が帰ってくるとあって、オープン戦ですが、球場に足を運ぶ事にしました。

実際のところは、子供達がまだまだ0歳・1歳と小さいので、オープン戦くらい人が少なければ、子供達もセットで見に行けると思ったのが1番の理由。公式戦になれば、客の入りもオープン戦とは比べ物にならないだろうし・・・。ところがどっこい、黒田選手の久々の登板、はたまた昨年の高校生ドラフト1巡目指名の前田健太選手の登板と、かなりの好天に恵まれ、思ったよりもお客が多く、後で調べたら1万3000人だったとか、昨年が8000人くらいだったらしいですから、これは黒田選手の登板だけでなく、今年のファンのカープへの期待のあらわれではないでしょうか。

それでは、早速試合の感想を・・・。

まずは投手

先発は黒田。肘の手術をしてから、久々の登板とあって、色々試してたみたいですね。本人曰く、抑えることよりも、様々な課題をもってのぞんだ今期初登板だったようで、連打でピンチも迎えましたが、結局0点に押さえ込みました。まだまだ開幕までは時間があるし、調整段階の途中にあるのでしょう。まったく心配はいらないような気がしています。

次は齊藤悠葵。ひとまず0点に抑えていました。ただこちらは本人曰く、まだ指のかかり具合などに不満があるようで、自己採点50点という事でした。外野席からなので遠くからみてましたが、まっすぐで空振りが取れるところなんかはさすが齊藤なんて思いながら見てました。ただ、球に若干ばらつきがあり、多少の不安も露呈しておりました。まだまだ若いし、若手の有望株としてブラウン監督もまだまだ一軍に帯同させるようで、期待の大きさが感じ取れますね。

次に前田健太。こちらもひとまず0点には抑えていました。初の他球団との対戦という事もあり、多少堅くなったところはあったようですが、外野席から見ても、ストレートの球のキレが感じ取れるほどの球にのびがありました。ただ、自信のある球がストレートとカーブしかないようなので、バリエーションが不足しているかもしれませんね。他に感じたのが、打者との対戦の中で気持ちで負けない強さを感じました。インタビューなんかでも打者との対戦の中で、気持ちでだけは負けたくないと言っておりましたし、こういったセリフを話すという事は、自分をそう思わせるためにもいい事だと思っています。

その後、佐竹、小山田、広池、横山、林とピンチを作ることもなく、試合終了。今年は新人3投手の入団で、かなり一軍枠がハイレベルになってますから、この5人に梅津や河内を含めた中継ぎ投手争いは面白くなってきました。

次に野手

言うまでも無く語らなければならないのは梵でしょう。
先頭打者ホームランにはじまり、二打席連続ホームラン、タイムリー二塁打と打ちまくりました。2年目の挑戦の中で試行錯誤していたバッティング。昨年と同じ様にバットを短く持つように戻したら、ものすごい事になっちゃいました。公式戦になっても暴れまくって欲しいですね。

次は東出。バッティングに粘りが出てきたのもそうですが、そんな事より守備が格段に良くなってます。余裕があるというか、周りが見えているというか、ジャンピングスローで投げる時も落ち着きの中に早さがあって、見ていて惚れ惚れするほど。今期の二遊間は鉄板かも。

こちらも投手陣同様見どころ満載。特に外野のレギュラー争いは激化しています。前田、嶋、緒方が一歩リードですが、調子の良し悪しによっては尾形、廣瀬、中東、森笠とレギュラーを獲ってもおかしくない選手が控え、かなりの層の厚さになっています。
野手陣に関してはもーまんたいですね。

なんとなくですが、今年のカープは本当に面白い。ほぼ決まっていた、レギュラーや一軍枠ではなく、去年まで一軍枠は安泰だった選手達も今年は安泰ではなくなっています。公式戦に入ればある程度固定はされてくるでしょうが、開幕までの一軍枠争いだけでも、見どころ満載。チーム内での争いが、公式戦にどのように影響してくるのか、期待がどんどん増大していきますね。
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