昨日、黒田がついに広島を去り、大リーグへの挑戦を決めました。
これでカープはエースと四番打者を失った事になります。
それでも、某AさんのFAとは違い、本当の意味でカープを愛し、一人の人間として、それでも上を目指したいという黒田の考えには賛成です。特に会見での、戻ってくるとしたら広島しかない。この言葉が、きっちり筋が通っていて、ファンとしても、来年、黒田が大リーグで大暴れするのを心から応援したいと思います。
今回の黒田の大リーグ挑戦と某AさんのTガース移籍は、全くレベルの違うFA移籍ですね。個人的な見解では、某Aさんはチームリーダーになってまだまだ1〜2年、ここ2〜3年は成績的に良くやっているとは思いますが、チームの成績は上がっていかない・・・。きっとここで、リーダーでいる事を重荷と感じ、リーダーにならなくてもすむTガースへ逃げ出したのだと思います。
そう考えると、リーダーとしての資質が足りなかった新井がチームリーダーとして居座るより、もしかするとチームにとって良い方向に転がっていくんじゃないかって、本気でそう思っています。
新庄、小笠原、岡島が去っても、変わらない強さを見せた北海道日本ハム。単純に見習うべきはここでしょう。
妄想ですが、5年後くらいに、某Aさんと黒田がFA移籍した事でチームが発奮、来期からじわじわ順位を上げていき、4年後に優勝(別に、クライマックスシリーズ使ってでもなんでもいいです。)。そして、おじさんになった黒田にカープでの優勝を経験させてあげるっていうシナリオどうでしょう。
もちろん大リーグでは大活躍して帰ってくる事になっております。
某Aさんはどうでもいいですが(むしろ活躍して欲しくない)、黒田には、そんなハッピーエンドがお似合いです。
22 高橋建
防御率 | 成績 | 投球回数 | 勝手にポイントランキング |
3.70 | 22試合 5勝4敗 0セーブ | 112 0/3 | 4位 | 9 |
昨年まで、なんとなく精神的に弱く頼りにならない選手だと思っていましたが、今期は完全に違った印象になりました。
中継ぎ投手で一球の集中力を学び、年齢を重ねてベテランらしいピッチングを見せてくれました。
来季に向けての心配事は年齢だけです。佐々岡も居なくなり最年長投手として、チームを引っ張っていって欲しいですね。
34 前田健太
一軍出場無し
何かと若い投手が出てこない中で話題の若手。
期待のあらわれか来期は佐々岡の18番は引き継ぐ事になりました。
伸びの良い直球とゆるいカーブが持ち味だったが、三振が取れる球が無かった為、前半戦は苦しんだ。チェンジアップなど新しく空振りの取れるボールの取得など工夫して二軍ながら防御率3.99まで戻した。
来期は更に背番号と共に佐々岡からスライダーを引き継ぐべく練習中。
齋藤悠葵と共に、カープ期待の若手投手だ。
38 田中敬人
一軍出場無し
社会人からプロ入りし、28歳となった今期、一軍で一度も出番が無くプロ野球生活を終える。
思えば一昨年の中日戦で2回途中までだったかを投げて8点だったかを取られたのが最後の試合だった。(数字はあまり自信がない)
直球もそこそこ、制球力もそこそこ、変化球もそこそこと売りになるところが無く、二軍ではある程度通用しても一軍では全く通用しなかった。
なんとなくまじめな好青年っぽいので、セカンドライフはうまくいくのではないでしょうか。どうでもいいですけど。。。
10 比嘉寿光
一軍出場無し
そんな選手いたっけ?的な元金本の背番号10を背負う人。
来期は大卒で5年目になる、着実に情報も入って来なくなってるし、そろそろセカンドライフについて考えた方が良いかもよ・・・。
来期は、活躍できなかったらおそらく最後の年になるでしょう。
12 白濱裕太
一軍出場無し
巨人の西村が一軍で投げて頑張っている姿をどう思っているだろう。ドラフト一位でカープに入団し、来期は5年目になる。
現在の正捕手争いは倉、石原で争っているが、はなれて3番手争いを上村、会澤としているところでしょうか。今期は怪我の影響もあって5番手だったように思う。
密かに会澤に期待しているので、最終的には瀬戸のように2番手でどう?。なんて勝手に思っている。
69 天谷宗一郎
打率 | 試合数 | 成績 | 勝手にポイントランキング |
.258 | 20試合 | HR 1 打点 2 | 11位 | 4 |
なんとなく天然ボケ的な選手。
今期は春季キャンプの寝坊遅刻騒動から始まり、ゴールデンウィーク付近のカープの連勝の勢いを付け、そしてけん制の帰塁ごときで肩の怪我をして後半を棒に振ってしまった。
ブラウン監督は一昨年から天谷を一軍で使う事が多かったが、一昨年は全くといっていいほど変化球が打ててなかっただけに、今期は打撃において大開眼した。
さぁこれからという時に、しょうもない怪我は、まさに天然ボケ的選手。でもこういった選手がチームの雰囲気を変えていくのだと思う。
来期はしょうもない怪我をしないように体を鍛え、リードオフマンとしてチームを盛り上げていってほしい。
20 永川勝浩
防御率 | 成績 | 投球回数 | 勝手にポイントランキング |
3.06 | 61試合 4勝7敗 31セーブ | 61 2/3 | 62位 | -7 |
今期最大と言ってもよいチームにとっての大誤算だった人。
ちょうど絶不調だった交流戦はチームにとって最悪だった。
何より登板試合の4分の1近くの救援失敗は、抑えにならなかった。
他チームの抑えを考えるとせめて失敗は5〜6回にしてもらえば、チームとしての借金は10近く減る。
来季に向けて制球力アップを課題に練習に取り組んでいるようだが、新外国人などで永川がもしダメでも戦える補強が必要だと思う。もちろん永川自身が成長してくれる事が一番だけどね。
21 ショーン・ダグラス
一軍出場無し
こんな貧乏球団から、まるまるサラリーを奪っていった罪作りなお方。1年目は前半戦途中までながら9勝をあげ、一時はハーラーダービーのトップにも立っていた程だから、こちらも大誤算だった。
怪我でダメダメだったのに、来期、アメリカで大活躍だったら、まさに給料泥棒。
来期は黒田も居なくなる可能性が高いし、1年間ローテーションを守れる新外国人をゲットしたい。
95 カリダ
防御率 | 成績 | 投球回数 | 勝手にポイントランキング |
0.00 | 2試合 0勝0敗 0セーブ | 0 2/3 | 18位 | 0 |
ドミニカカープアカデミーからやってきたドミニカン。
140キロ後半の直球が売り、ウエスタンでの好投が認められ支配下選手登録された。一軍でも2試合投げたが、直球はスピードガンの表示は出ているが、素直な球筋の印象。打ちにくさが無い感じ。制球力もアバウトで、まだまだ一軍レベルでは無いように思います。
まだ24歳と若いので、もうワンランクレベルアップして、一軍の選手達を脅かしてくれると面白いんですけどね。
2007/11/19 12:00:00
新聞・ニュースの感想本日、今年最後と言ってよいプロ野球最後のイベント「大学生・社会人ドラフト」がありました。
例年に比べ、不作と言われる今年。広島は競合覚悟で長谷部を指名しました。
ここで、ブラウン監督はまたまたくじを外しちゃうんですけど、次に篠田を指名し3球団の競合の末、ようやく当たりくじを引き、篠田の交渉権を獲得しました。
ほかには、内野手1人、外野手1人、そして育成選手1人の指名で終了。
最近何かと話題の松田オーナー曰く「例年なら篠田を指名しているが、FA騒動でチームの危機に直面し、長谷部で勝負に出た」そうな、良い心がけではありますが、騒動が起きてすぐは誰でもやります。例えるなら、怒られた子供がその日はちゃんとするっていうのと同じです。
こういった勝負にこだわる気持ちを継続して持つ事が大事でしょう。
カープには隠れファンが多いと思います。カープは好きだけど、試合を見に行っても負けるからつまらない・・・。って人きっと多いはず。もっと勝ちにこだわって、見ていて盛り上がる試合を見せられれば、きっと球場も赤に染まるはずです。
市民球場最後の年、FA騒動を乗り越えて、強いカープへの変革の年にしていきましょう。
では指名された選手達をご紹介。
1巡目 篠田純平 投手 日本大学
実績や技術的な事はどこかのスポーツ紙でも見ていただくとして、勝手な事を書きます。身長186cmの大型左腕。今期は全体的に左投手陣が不足していたのもあっての指名でしたね。正直、前日の中国新聞の記事なんかを見ていると、顔が、長谷部より篠田の方が、広島の顔だったので、篠田になるのではないかと思っていました。長谷部はカープの選手にしては、さわやかカッコよすぎますね。(カープの選手達に失礼か?)球の速い左腕は現状チームにいないので、1年目から頑張ってもらいたいですね。
3巡目 小窪哲也 内野手 青山学院大学
東都大学リーグで4度のベストナインに輝いた内野手。主にセカンド、ショートを守る人。二遊間と言えば、東出、梵、松本、山崎と4人がレギュラー争いをしているが、ここにどれだけ絡めるのだろうか。
一番の売りは守備力だそう。目標は2000本安打とでかいので、1日でも早く一軍に上がらないと、目標達成できないぞ〜。
4巡目 松山竜平 外野手 九州国際大学
長打力が売りの外野手。指名されると涙がこぼれたそうで、涙腺弱い系選手のようです。前田智と同じですね。(こじつけすぎでしょうか。)
ただ、試合に負けたりすると、ヘルメット投げるつけるような、気性の荒さもあります。勝負へのこだわりがあるというのは、個人的に好きです。勝ちたい気持ちを忘れずにプロ入りしてからも頑張ってもらいたいですね。
育成選手 山内敬太 外野手 名城大学
育成選手も外野手なんですね。投手陣が特に手薄なんですけど、不作と言われる今期のドラフトで一気に解消を狙うのは無理だったんでしょうね。昨年のドラフトは総合的に成功だったと思います。そして、新人王梵を獲得した一昨年も成功と言えるでしょう。ここ2年間はある程度成果も上がってますから、ドラフトスカウト陣はある程度信用しても良い気がします。3年前までは最悪でしたからね。
ドラフトで黒田・新井の穴埋めなんて出来るはずはありませんから。今回のような攻めの姿勢をどこまで継続できるか。長谷部指名がただのアピールで無い事を祈るばかりです。