2007/03/20 12:00:00
試合の感想今日はテレビ中継見ちゃいました。もちろん、それ以外の時間に一生懸命仕事はしましたよ。
オープン戦は残り4試合もあるというのに、最後のオープン戦中継だったもんで、見ることにしました。
試合は4−5での逆転負け。冴えない気持ちです。
早速、選手個々の感想を述べたいと思います。
まずはいつものように投手陣から
先発は佐々岡。結果的に1失点でしたが、球の走り、コントロール共に、去年の良い時に比べるとまだまだという印象です。阪神は主力の金本・シーツを温存してのメンバーで、矢野や浜中の調子が上がってこない打線でしたから、4回1失点では手放しで喜べる結果では無いでしょう。ただ、調子の良し悪しはシーズン中でもある訳で、そういった中で試合を作っていけた部分は評価しても良い気がします。
2番手はフェルナンデス。ナックルおじさんです。直球が110キロ程度しかでないんですね。確か入団会見の時は130キロ近くまでは出るとか言ってたような・・・。インタビューなんかで、盗塁対策に自信ありとか言ってますが、内容はかなり裏腹な感じで、走られ放題、ランナーが出ちゃうと3塁までは確定って感じのコワさがあります。シーズン中もこうだと使えない気が・・・。
3番手は小山田。なんとなく、球が思うようにいかず、カウントを悪くしては痛打。で鳥谷に3ランホームランを打たれて、あっさり負け投手になっちゃいました。残り4試合であと1回はチャンスがあるでしょうが、開幕2軍スタートをぐいぐいっっと手繰り寄せてしまいました。
最後は林。こちらも球にばらつきはあるものの、球に力があります。昨年と同様に夏場以降に結果を残せるかが、今年もカギになりそうです。
続いて打撃陣
まず、ここまで結果の出ていた中東。昨日はてんでダメでした。3三振1番に抜擢されて、開幕相手の阪神だっただけに、1本ぐらい打って、良い印象を残しておきたかったところです。
続いては梵、東出です。守備については本当に安心して見ていられますね。打撃は梵は昨年同様、良いスタートは切れそうにありません。打ち上げてしまうケースが多いですね。ただ、チャンスなどでの集中力が売り物の選手ですから、調整の意味合いの強いオープン戦では結果が付いてこないだけなのかもしれません。対照的に東出は安定してますね。オープン戦なので、もう少し強くボールをたたいても良い気もしますが。
そして新選手会長、4番新井。なんとなく、成長が感じ取れますが、矢野にあしらわれていた感は否めず。ただ、主力級はこの時期に正当な評価はできませんね。
で、1番問題だと思ったのが嶋です。明らかに昨年よりスリムな体型で、やってくれそうなんですが、バッティングのメカニズムが昨年の悪い時のものが抜けていません。なんとなく腰の引けたスイングは対左投手の時にほとんど打てないんじゃないでしょうか。まぁこの人の場合、集中力が課題っていうか、打つときと打たないときのギャップが大きすぎるので、どうにかしてほしいものです。
次に栗原。ホームランやヒットを打ちました。明らかにバッティングの調子は上向きです。もういつ開幕しても良い状態ですね。
次に緒方。こちらもマルチヒットで、開幕の準備はOKでしょう。
そして尾形。足が万全なら、3番とか打たせてみたいくらいのバッティングを見せてくれています。さすがに切り込み隊長としてチームを引っ張れるだけの選手ですね。休み休みにはなるでしょうが、個人的には3番が面白いと思います。
現在の状況を整理すると、開幕メンバーは、先発は黒田、佐々岡、大竹、長谷川、青木高でスタートするのではないでしょうか。間があいたらフェルナンデスですかね。抑えは永川で決定として、1軍枠が12人だとしたら、残り5人は梅津・林・横山は確定。残り2枠を小山田・佐竹・宮崎・上野・高橋・河内・広池で争うといった形ですね。
で、ここから先は予想ですが、現在2軍にいるメンバーの中で比較的早い段階で1軍に上がってきそうなのが、前田健、齊藤、相澤のような気がします。
開幕先発メンバーは、梵、東出、尾形、新井、嶋、栗原、緒方、倉のような気がします。一軍メンバーはほぼ決まってきてますから、特にびっくりな事はないでしょう。
どちらにしても早いうちに前田、井生には帰ってきてもらって、脅威の打線を組んで欲しいところです。