さすがに平日のお昼のオープン戦だけに、HDDレコーダーにとってから夜見るんだけど、時間が無いので２日分まとめて感想を書こうと思います。

ひとまず巨人戦は強い勝ち方。阪神線は向こうがどうしても負けちゃならない試合だったもので、負けました。こちらは調整、あちらは本気だったから仕方ないかな。

それではいつものようにまずは投手から。

11　コルビー・ルイス　＆　34　ベン・コズロースキー

２人ともボークとられたりしましたが、全体的に見れば、問題無しでしょう。長年の癖ですから、公式戦になっても間違いなくやるでしょうが、それでもルイスは全般的に安心して見ていられる内容だったと思います。まだまだ調整段階というか、ほとんど真っ直ぐだったし、それでもこれだけ抑えるんですから、心配無しでしょう。
コズロースキーもそれでなくても戸惑うやわらかいマウンドに更に雨でずるずると最悪の条件でしたから、制球が定まらないのも仕方ないでしょう。晴れならきっとやってくれる筈です。

53　林　昌樹　＆　36　青木　勇人

まずは林です。先日の練習試合で制球の悪さを露呈し、残念な仕上がりでしたが、とりあえず昨日ははまぁまぁ制球されていました。そして今日の青木勇は、エラー絡みでしたが失点してしまいました。
マーティーの「右の横手投げは１人いれば充分」発言により、どちらかは二軍スタートの可能性もあります。もうしばらくこの２人の争いが続くと見て良いでしょう。

22　高橋　建　＆　42　長谷川　昌幸

この２人は何してるんでしょう。体調悪くするなどして、出遅れ気味です。公式戦にしっかり合わせてくれないと先発投手はガタガタです。
残りまだ２０日以上ありますから、しっかり調整してもらいましょう。

20　永川勝浩

これまた全体的に球が高い！！。
今日は心配になる仕上がりでした。が、今日の試合は阪神とのテンションの違いによるものも大きい気がするので、また週末からのオープン戦で見て見たいと思います。

　
そして打つ方。
　

38　赤松　真人　＆　49　天谷　宗一郎

何気にこの２人良いですね。
ここ５年間、ファームで盗塁王のタイトルを分け合った２人が、１・２番に座ると言うのも興味深いですよね。今日もいやらしい点の取り方が出来てました。
新しいカープの顔になりそうです。

37　松山　竜平

さすがにここ２日間は結果が出ませんでした。
昨日はアンダースロー、今日は左腕でした。
アンダースローはともかく、左対左では、まだまだ感がありますね。ひとまずは対右投手の代打としてスタートでしょうか。できればスタメンで経験をたくさんさせてあげたいですね。

00　山崎　浩司　＆　35　中東　直己

すっかり影の薄い２人です。
山崎は今日はフル出場しましたが、やはり打つ方であまりにも力不足。守備固めとしては使えるでしょうが、レギュラー奪取は遠いです。
中東も毎試合のように試合終盤に使ってもらっていながら、未だノーヒットです。こちらもレギュラー奪取は遠いようです。

25　スコット・シーボル　＆　4　尾形　佳紀

まずはシーボルですが、今日ようやくオープン戦初ヒットが飛び出しました。なかなか結果が出ず、いろんな方面から、よろしくない評価を聞きますが、基本的に外人さんはスロースターターですから、まだまだ分かりません。
で、もしこけたらってんで、尾形がサードやってますが、毎試合のようにエラーしています。心配です。松山とか、喜田剛とか、サードの練習した方が良いのでは。

43　アレックス・オチョア　＆　1　前田　智徳

この辺はまだ調整中でしょうか。
まだヒット１本も出てません。
あまりあせらせないでくださいね。（特にアレックス）

今日はオープン戦、練習試合と始めての完敗でしたが、相手とのテンションの違いによるところが大きいでしょう。
明後日から、しっかり取り戻して、また勝ち癖をつけていってもらいたいところです。

本日はさすがに二日続けて家族を球場に連れて行くわけも行かずＪ−ＳＰＯＲＴＳ観戦となりました。

昨日なんとか負けなくて、今のところ負けていない事が素晴らしいんだ！みたいな事を書きましたが、早速負けてしまいました。

とはいえ、負けたけれども、強さを感じさせる負け方だったので、次負けなければ、まだまだチームのムードが落ちていくことは無いでしょう。

という訳で早速個々の選手を見ていきましょう。

18　前田健太

佐々岡が初の野球解説で緊張する中、その佐々岡からエースナンバー１８番を引き継いだ男が先発しました。
そのファンからの期待を一身に背負いこんでしまったのか、制球がバラつき、精神的に若さが出てしまいました。
結果は２イニングを投げ、６失点。ただ失敗は誰もが経験するもの、この失敗を活かせるのか、それともただの失敗に終わらせるのかは本人次第。まだまだ若いんだから、もっと思いっきり結果を恐れず頑張ってもらいたいです。

19　上野弘文

結果は２イニングを投げ無失点。
でしたが、印象としては、ほとんど結果オーライ。ストレートも１４０キロ出たり出なかったり、昨日はスピードガン的に辛目ではありましたが、それでも直球で勝負できるような球には見えませんでした。そして、それ以上に制球もまばらで、ちょっと開幕一軍は厳しいように思います。

48　岸本秀樹

こちらも2イニングを投げ無失点。
こちらも上野同様、制球が安定せず、球の行き先は俺に聞くな系のピッチングでした。が、球速は安定してはいませんが、上野よりは速く、速球派自体が少ないチーム事情だけに、球速がもう少し安定してくれば、開幕一軍入りもありえると思います。

23　横山竜士

まだまだ球にバラつきこそあるものの、一番安心して見ていられました。この時期にこれだけ投げられれば、今シーズンは安定して見ていられるのではないでしょうか。
今年も後ろの方で重要どころを任されそうです。

20　永川勝浩

ここ数試合の情報がひどいものばかりだったので、まだまだ球全体は若干高いものの、安心しました。今季は、永川が崩れてもコズロースキーがいるんだから、一人で背負いすぎず、自分がダメでもコズがいる！ぐらいの気持ちでやれば、昨年よりは良い成績が残せるのでは無いでしょうか。
昨年も４月前半は良かったですから、これでＯＫという訳ではないですが、なんとかなるかも的な感じにはなりました。

49　天谷宗一郎

猛打賞見せてくれちゃいました。なんとなく出塁後の帰塁に怖さがありますが、この調子で頑張れば、開幕スタメンも夢じゃないでしょう。

66　木村昇吾

この人はバットに当てるうまさがありますね。ヒットエンドランとか監督としてもサインを出しやすいように思います。
二遊間のレギュラーを脅かす活躍でした。

38　赤松真人

早速、復帰して、ヒットを放ちました。パンチ力が無いだけに難しさはありますが、こちらも開幕スタメンへ猛アピールが続いています。
マーティーも良い意味で頭が痛いでしょう。

1　前田智徳

この時期にして、ＤＨながら全打席に立ちました。
ただ結果はノーヒット。最後の最後、オープン戦とは言え、サヨナラがかかった場面でファールフライは、私には時代の移り変わりを感じました。というのはレギュラーでなくなるんではないかという予感です。
守備や走塁面でかなりハンデを抱えていますから、打つ方で圧倒的な実力差を見せないと、本気で交流戦のＤＨや代打要員になってしまいそうです。

37　松山竜平

こいつやばいっす。バッティング超うまいですね。
守備力とか走塁とか、欠点は無いわけでは無いですが、レギュラーで育てて欲しいと感じさせる逸材です。
いやまじやばいっす。

31　石原慶幸

今年の正捕手はマーティーの中では石原で決まりのような気がします。今日のホームランは追い込まれている中でゆるい変化球を打った事に意味があります。その後も四球を選ぶなど、キャッチャーとして打つ方の仕事が抜群に出来ていました。
リード面も去年からかなり変わってきた様に見えるし、個人的にも石原の方がおすすめです。

25　スコット・シーボル

密かに評論家陣から少しずつ酷評をいただくようになりました。昨年３Ａで３割３０本１００打点を達成しているだけに、実力はこんなものでは無い筈。まだまだ調整段階に違いありません。こけたら痛いんで、ホントたのんます。

最後に・・・

まぁ負けても、まだ今年の勢いを感じさせる、弱さを感じない負けでした。次以降しっかり勝って、若いチームだけに勢いをつけていきましょう。

今日は良い天気だし、入場無料だし、練習試合だから人が少ないだろうしってんで、呉まで行ってきました。

なかなかどうして、子供たちは楽しかったようで、９回までしっかり遊んでくれました。なんと言っても人が少なくてよい。１、２歳の子供たちが、スタンドで自由に遊べるってのは普段の公式戦では全くもってありえないので、とても良い一日となりました。

さて、早速試合の感想です。

まずは投手陣。

16　宮崎充登

まだまだ制球がバラついてますが、結果的に０点に抑えたので、まぁまぁOKでしょうか。元々荒れ球で勝負するタイプなだけに、まぁ現時点ではセーフです。
ただ、まだ一線級の選手が出揃っている時期では無いし、先発６番手争いの中で遅れを取らなかっただけで、明日のオープン戦で先発が予定されている前田健太との勝負ははじまったばかり、もうしばらく見ていく必要がありそうです。

47　青木高広

G.G.佐藤に一発をくらってしまいましたが、全体的には宮崎より安定しているように見えました。まだまだコントロールミスも少なくなく、もう少し調整は必要な気もしますが、公式戦が近づくにつれ集中力も上がって来る事でしょう。こちらは安心です。

53　林昌樹

本日の一番の心配種です。セットアッパーのもう一つ前のポジションをしっかり守っていただかないといけない筈の林が、ストライクを取るのにも四苦八苦。ホントシッカリして欲しいです。

34　コズロースキー

ブラウン監督はそんな事は言っておりませんが、抑えはこの人で決まりでしょう。昨年までの冷や冷やな抑えをもう経験させないで下さい。なんとなくベイルを思わせるむかっていく投球が気持ちよいですよね。



次は打つ方。

49　天谷宗一郎

全体的にバッティングの状態は良く、凡打でも悪い当たりが少なかったように思います。開幕スタメンはありますね。
ただ、相手投手が四苦八苦している場面でポップフライを打ち上げてしまったのは大反省です。シーズンであんなのやったら大野次です。

66　木村昇吾

こちらも天谷と同様に良い当たりが多く内容的に悪くなかったと思います。二遊間の新たな競争の火種となってくれています。このまま頑張ってもらいましょう。

25　スコット・シーボル

２月は練習試合・オープン戦など調子が全く上がってこず。ファンを心配させたもんでしたが、着実に当たりが良くなっています。このまま調整していけば大丈夫な気がしました。
守備も無難にこなしているし、阪○Ｔガースの某Ａさんなんていりません。

44　喜田剛

見事なホームランでした。今日は守備は一塁を守ってましたが、栗原ＤＨだったからで・・・。
公式戦に入ったら代打専用じゃ本人も面白くないだろうし、誰からどこのポジションを奪うつもりでやっていけば良いのか分かりづらい気がします。
本人はどの辺を狙っているんだろう？聞いてみたい。

全体的に・・・

ヒットがたった４本しかなく、打線の元気の無さを感じましたが、時期が時期だけに心配する事もないのかな？
まぁなんだかんだ言っても、ずっと練習試合、オープン戦と負けていないことが重要な気がします。
このまましっかり勝ち癖つけていきたいですね。