大学生・社会人ドラフト
2007/11/19 12:00:00
新聞・ニュースの感想本日、今年最後と言ってよいプロ野球最後のイベント「大学生・社会人ドラフト」がありました。
例年に比べ、不作と言われる今年。広島は競合覚悟で長谷部を指名しました。
ここで、ブラウン監督はまたまたくじを外しちゃうんですけど、次に篠田を指名し3球団の競合の末、ようやく当たりくじを引き、篠田の交渉権を獲得しました。
ほかには、内野手1人、外野手1人、そして育成選手1人の指名で終了。
最近何かと話題の松田オーナー曰く「例年なら篠田を指名しているが、FA騒動でチームの危機に直面し、長谷部で勝負に出た」そうな、良い心がけではありますが、騒動が起きてすぐは誰でもやります。例えるなら、怒られた子供がその日はちゃんとするっていうのと同じです。
こういった勝負にこだわる気持ちを継続して持つ事が大事でしょう。
カープには隠れファンが多いと思います。カープは好きだけど、試合を見に行っても負けるからつまらない・・・。って人きっと多いはず。もっと勝ちにこだわって、見ていて盛り上がる試合を見せられれば、きっと球場も赤に染まるはずです。
市民球場最後の年、FA騒動を乗り越えて、強いカープへの変革の年にしていきましょう。
では指名された選手達をご紹介。
1巡目 篠田純平 投手 日本大学
実績や技術的な事はどこかのスポーツ紙でも見ていただくとして、勝手な事を書きます。身長186cmの大型左腕。今期は全体的に左投手陣が不足していたのもあっての指名でしたね。正直、前日の中国新聞の記事なんかを見ていると、顔が、長谷部より篠田の方が、広島の顔だったので、篠田になるのではないかと思っていました。長谷部はカープの選手にしては、さわやかカッコよすぎますね。(カープの選手達に失礼か?)球の速い左腕は現状チームにいないので、1年目から頑張ってもらいたいですね。
3巡目 小窪哲也 内野手 青山学院大学
東都大学リーグで4度のベストナインに輝いた内野手。主にセカンド、ショートを守る人。二遊間と言えば、東出、梵、松本、山崎と4人がレギュラー争いをしているが、ここにどれだけ絡めるのだろうか。
一番の売りは守備力だそう。目標は2000本安打とでかいので、1日でも早く一軍に上がらないと、目標達成できないぞ〜。
4巡目 松山竜平 外野手 九州国際大学
長打力が売りの外野手。指名されると涙がこぼれたそうで、涙腺弱い系選手のようです。前田智と同じですね。(こじつけすぎでしょうか。)
ただ、試合に負けたりすると、ヘルメット投げるつけるような、気性の荒さもあります。勝負へのこだわりがあるというのは、個人的に好きです。勝ちたい気持ちを忘れずにプロ入りしてからも頑張ってもらいたいですね。
育成選手 山内敬太 外野手 名城大学
育成選手も外野手なんですね。投手陣が特に手薄なんですけど、不作と言われる今期のドラフトで一気に解消を狙うのは無理だったんでしょうね。昨年のドラフトは総合的に成功だったと思います。そして、新人王梵を獲得した一昨年も成功と言えるでしょう。ここ2年間はある程度成果も上がってますから、ドラフトスカウト陣はある程度信用しても良い気がします。3年前までは最悪でしたからね。
ドラフトで黒田・新井の穴埋めなんて出来るはずはありませんから。今回のような攻めの姿勢をどこまで継続できるか。長谷部指名がただのアピールで無い事を祈るばかりです。